20072月議会 山野井たかし一般質問

 

水戸線雨ケ谷踏切内歩道

 水戸線雨ケ谷踏切は、朝夕の通勤、退勤時間帯を中心に非常に交通量の多い道路であります。以前より安全確保と渋滞緩和のため、立体交差とすることが検討されてきましたが、具体的な計画には至っておらず、本年暫定整備として踏切の拡幅を実施いたしました。そして、歩道と車道を縁石で分離した形となっております。しかし、その縁石の高さが10センチから20センチ程度で、車輪が乗り越えられる高さであるため、車が縁石を乗り越え、歩行者と接触事故を起こしたと話を聞いております。そこで、安全確保のために縁石の上にポールを立てたり、あるいは歩道を示す看板を設置している状態であります。看板を設置したままで運行するわけにはいかないと思いますので、車が縁石を乗り越えられないような対策をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。

◎篠崎和美建設水道部長

雨ケ谷踏切は、JR水戸線の小山駅より東へ1.9キロメートル地点の市街地にあり、城東地区と駅南地区の南北の市街地を結ぶ重要な役割を担っております。踏切の改良前の幅員は8メートルで、そのうち両側に約1メートルの歩行帯が設置されておりましたが、交通量が多い朝夕の通勤、通学時には、歩行者、自転車等の横断者にとりましては、車とのすれ違いに大変危険な状況であり、特に城東小学校へ通う児童にとっては、非常に危険な状況となっておりました。このような状況の中、早期に安全対策として歩道を設置していただくよう、地域住民の要望を受け、小山市ではJR東日本大宮支社と踏切改良について協議を開始し、平成16年度に国土交通省より構造改良を実施すべき踏切道の指定を受けたものであります。その間三峯踏切の協議も同時に進め、工事実施は平成17年度に三峯踏切を、平成18年度に雨ケ谷踏切を改良することとなったものであります。平成18年7月には、JR東日本に踏切改良拡幅工事の委託について契約書を取り交わし、9月に工事に着工したものであります。

踏切の改良は、第1に、歩行者、自転車の安全を確保するため、歩道と車道を分離するため、両側に幅員2.5メートルの歩道を設置して、車道は片側3メートルを確保し、新たに路肩部分を設けて、車道幅員を1メートル拡幅して7メートルとし、全幅員12.8メートルで、昨年12月末にJR東日本の施工により、踏切内のJR施工分の工事については完了しております。また、踏切内部分の歩道設置ではありますが、学校関係者や地域住民から大変喜ばれており、踏切前後の歩道についても早く完成することが待たれておりますので、踏切の北側は小山市で、踏切南側は小山東部第一土地区画整理組合で、3月末には完成させるよう工事を進めているところであります。踏切前後の歩道も完成いたしますと、さらに歩行者や自転車の安全が確保され、車両もスムーズに通行できることとなります。

議員ご指摘の縁石の高さにつきましては、以前は20センチでありましたが、近年JRでは低床車両の導入により、縁石の高さを15センチに定めているものであります。なお、車が縁石に乗り上げた件につきましては、工事施工途中での状況であり、縁石を黄色に着色することやオレンジの誘導ポールを設置する前で、まだ横断歩道の線や停止線、車両の通行禁止帯のゼブラマーク、車道わきの外側線、車道わきの白い線でありますが、それも引いてありませんので、通行車両が歩道内に誤って入り込み、縁石をまたいで乗り上げたためでございます。

工事完成までには警察立ち会いにより、この踏切は2年前より警察と交差点協議をしておりまして、来週現地にて警察と立ち会うことになっております。この立ち会いによりまして、横断歩道の設置や停止線の設置、また歩道部を緑に着色すること、またゼブラマークや外側線の設置、またオレンジの誘導ポールも設置することとしており、これによりまして十分な安全対策が図れるものと考えております。