200512月議会 山野井たかし一般質問

 

思川周辺整備

 思川周辺整備についてお聞きいたします。小山市の中心を流れる思川は、小山市民の母なる川であります。私自身も子供のころから身近に感じる存在でありました。しかしながら、時代とともにその様子は変わり、当時とは比べものにならないほど整備をされてまいりました。特に旧市街地の部分では両岸が堤防で覆われ、たくさんあった沼地も姿を消し、緑地公園や思川公園などが整備をされてまいりました。しかし、時代が変わっても思川に対する市民の思いは変わりません。市民の憩いの場としてさらなる整備を進めていただきたいと思っております。そんな中、小山市では平成13年より桜の里親制度をつくり、市民から里親を募集し、思川の堤防上に市の桜である思川桜の桜堤整備を開始いたしました。平成13年には市役所西側の左岸に62本、平成14年には石ノ上橋上流左岸に64本、平成15年には同下流左岸に76本、同年、生井地区の渡良瀬遊水地沿い、下生井桜堤に47本、平成16年、間中橋上流左岸に77本を植樹し、今後も整備が続けられていくと聞いております。母なる川である思川が思川桜で埋め尽くされる光景をぜひとも見てみたいものだと思っております。しかしながら、桜堤の整備は目的ではなく、手段であり、整備された桜堤を市民が憩いの場として利用してこそ、その目的が達成されるのではないでしょうか。

 

サイクリングロード整備

思川堤防上の桜堤の下を上流から下流まで走ることができるについてお聞きをいたします。このことについては以前から多くの先輩議員が質問をしているところでございますが、その整備状況について、特に報告があるわけではなく、市民の皆さんもこ存じないようですので、お聞きするものでございます。市内には多くの自転車愛好者の方がいらっしゃると思います。しかし、サイクリングを楽しむ場所が余りないと聞いております。何人かの方からサイクリングロードの整備を望む声を聞いております。あわせて市長が常に市民に呼びかけております市民一スポーツの観点からも、早急に整備を望むものでございます。思川堤防上に整備しているサイクリングロードについて、進捗をお聞かせください。

◎大久保寿夫市長

思川周辺のサイクリングロードは、思川の河川改修工事に合わせまして、栃木県により渡良瀬遊水地壬生自転車道整備事業として、野木町友沼を起点とし、小山市内を経由して壬生町壬生を終点とする全体延長26.1キロメートル、幅員3メートルの自転車歩行者道を思川や黒川の堤防天端に整備するもので、平成元年度に工事に着手され、平成17年度までに約15.8キロメートルの区間の整備が済んだところであります。全路線のうち思川の堤防敷や河川敷を利用した計画として、野木町友沼の松原大橋から小山市黒本の黒本橋までの延長約17キロメートルの区間であります。このうち延長約9キロメートルの区間が完成し、延長約8キロメートルの区間が未整備となっております。平成18年度工事としては栃木土木事務所に確認しましたところ、野木町友沼地内の思川右岸の約550メートルの区間の整備を予定しているとのことであります。今後余暇を思川沿いの自然の中で過ごす方がふえ、サイクリングロードの整備の要望はますます高まるものと考えております。サイクリングロードの整備につきましては、機会あるごとに県に要望してまいりましたが、今後も引き続き事業の推進について県に要望してまいりますので、議員におかれましてはよろしくご理解とご協力のほどをお願い申し上げます。

 

桜堤を散策するための遊歩道
 桜の里親となった皆さんが、その桜堤を散策するための遊歩道について、その整備状況についてお聞きいたします。

◎大久保寿夫市長

小山市の中央を流れる思川は、水と緑と大地の豊かな自然環境と川沿いに続く河畔林などすぐれた景観に恵まれ、市民の皆様の日常の散策のほか、JR東日本主催の「駅からハイキング」や小山市主催の「歴史の道ハイキング」などに参加した多くの市内外の皆様が訪れ、散策するなど、思川の堤防敷や河川敷は以前から遊歩道として利用されてきております。この思川の景観をより一層魅力的な川の風景にするために、小山市の花で小山市原産のオモイガワザクラを生かし、市と市民の皆様が協働して桜の木の植栽を行う里親制度による桜堤の整備を、平成13年度より始めております。本年度予定の思川左岸の乙女大橋の上下流約600メートルの区間を含めますと、全体で約3.1キロメートルの桜堤の整備が完了し、全体で407本のオモイガワザクラが植樹されることになります。桜堤の整備は堤防の小段部分に公共残土を盛り土して植樹しているため、堤防天端の管理用道路やサイクリングロードと桜並木とが併設された状態となっておりまして、遊歩道として散策などにご利用いただいております。現在までの桜堤整備箇所の堤防天端の舗装状況でありますが、今年度の実施箇所を含めた全延長約3.1キロメートルのうち、延長約2キロメートルの区間につきましては舗装されておりまして、残り延長約1.1キロメートルの区間について砂利道となっております。この中で思川左岸の石ノ上橋下流の延長約200メートルの区間の砂利道につきましては、現在県と舗装整備について協議しているところであります。オモイガワザクラの開花時期以外にも多くの市民の皆様に遊歩道として利用していただいている桜堤につきましては、木工による柵の設置や、桜の里親の皆様の協力によります草刈りや草花の植栽など整備を実施しているところでありますが、今後はさらに桜堤に訪れる多くの皆様方のためのトイレやベンチなど、休憩施設の設置につきましても検討し、整備していきたいと考えております。また、桜堤にかかわる舗装未整備区間につきましては、県と整備方法等を協議してまいりますので、議員におかれましてはよろしくご理解とご協力のほどをお願い申し上げます。

 

思川へのおり口の整備

私の地元であります八幡町内に市道1162号線からわずか10メートルほど坂をおりると、思川の堤防に出ることができる通路がございます。そして、堤防上を歩いてわずかの場所には思川公園が整備されており、芝生が一面を覆い、ブランコや鉄棒、トイレなども整備をされております。そのわずか10メートルの通路には歴史の道の立派な看板が掲げられております。しかし、通路は砂利の坂道となっており、ごみが捨てられているのが現状でございます。また、その砂利道でころび、けがをした人がいるという話も聞いております。長い間地元の人たちを初め多くの市民が利用している場所でありながら、放置をされてまいりました。これからも多くの市民が思川への通路として利用すると思っております。せめて危険がないように整備できないでしょうか。お聞きをいたします。

◎高柳百合子都市整備部長

当該階段は、小山市公共下水道中央合流幹線中央第一放流幹線の思川へのはけ口を設けた際に、思川の河川敷を占用し、その下水道施設の管理用通路として河川管理者であります栃木県との協議を経て整備されたものであります。この階段は、思川の河川敷内の散策や思川公園へのアプローチとして、市民の皆様にご利用いただいております。小山市役所から小山大橋までの間にある思川左岸へのおり口は、須賀神社の南側とこの八幡町と舟場の3カ所ございますが、議員ご指摘のこの八幡町につきましては、ほかの2カ所に比べましても手すりはついておりますけれども、大変急勾配な状況であります。また、階段の上部から市道までの約17メートル区間におきましては、雨の日などはすべりやすく、歩きにくい状況となっております。現在策定を進めております小山市みどりの基本計画におきましては、思川を主軸とした水と緑と大地のネットワーク整備構想を基本理念とする考え方を持っております。このことからも資源として思川をよりよく活用できますよう、思川周辺における多くの市民の皆様が散策する遊歩道の整備に合わせて、階段の改修など危険性や不便さの解消に向けて今後関係機関と協議し、改善方策を検討してまいりたいと考えております。