200512月議会 山野井たかし一般質問

 

市道15号線歩道整備

道路行政についてお聞きをいたします。市道15号線は、小山ゆうえんちから萱橋地内の結城―小金井線までを結ぶ幹線道路でございます。また、その先は一部結城市を通り市道19号線に接続。絹地区まで延びる道路でございます。その利用については、絹地区あるいは結城、筑西と小山市内を結ぶ通勤路であるとともに、沿道にはジャスコ、小山高専、運動公園などがあり、平日、休日に関係なく交通量の多い道路であります。現在新4号国道東側が拡幅工事を実施しており、完成が望まれるところであります。一方、新4号国道西側は、小山ゆうえんちまでの区間のほとんどが整備を終了しております。そして、唯一残っているのが新4号国道付近の歩道未整備箇所であります。このことは議会で何度も取り上げていることと認識しておりますが、危険を指摘する多くの市民の要望がありますので、お聞きするものであります。なぜあの部分だけが整備できずに残っているのかお聞きいたします。

◎多田正信建設水道部長

市道15号線は、大字喜沢地内の国道4号を起点といたしまして、途中小山環状線、そして新4号国道と交差いたしまして、大字萱橋地内の県道小金井―結城線を終点とする延長にして6,060メートルの道路であります。このうち国道4号から小山運動公園入り口までの4,200メートルの区間につきましては、一部歩道の未整備箇所を除いて、標準幅員16メートルの道路として改良が進んでおります。また、現在は小山運動公園入り口から県道小金井―結城線まで延長約1,700メートルの区間につきまして、標準幅員15メートルの道路に整備するため、平成14年度から国土交通省道路局所管国庫補助事業を導入いたしまして、平成18年度の完成を目指し、事業を推進しているところでございます。ご質問にあります歩道の未整備箇所は、新4号国道交差点西側の約55メートルの区間で道路の北側にあります。この未整備区間は昭和62年度から平成5年にかけて実施した国庫補助市道15号線道路改良事業の際、用地買収のご協力を得ることができず、現在のような形で歩道部分が未整備の状況になっているものでございます。この道路用地は全部で3筆からなり、面積は合計約235平米で、1筆は1名の土地所有者の名義で、あとの2筆につきましては、2名の共有名義と、それから12名の共有名義となっております。3筆の所有者のいずれの方からも用地買収についてのご協力が得られず、現在に至っているものであります。

未買収の道路用地の約7割は、1名の土地所有者の名義の土地で、この土地を所有する地権者の方とは再三再四にわたりまして用地交渉を重ねてまいりましたが、まとまりかけると、別の条件が出されるなどしてまいりました。国庫補助事業期間内での用地交渉がまとまらず、その部分を残しまして平成5年度に国庫補助事業は終了いたしましたが、その後も引き続き交渉を続け、平成9年度に代替地の要求提示がありましたが、要求の内容が代替の要求を超えた要求であったため、これもまとまりませんでした。平成13年度になって再び代替地場所の提示がありましたので、解決に向け代替地先の地権者と調整を図り、平成14年度には代替地先の地権者の了承もいただき、これで契約できると思われましたが、土地の買収を拒絶するかのように突然道路沿いにコンクリートの擁壁を設置してしまい、現在に至っている状況であります。

また、共有の土地につきましては、昭和54年度に現在の土地の所有者の方が融資分譲の土地を購入したものでありますが、購入時点の土地価格と市が鑑定評価により決定した用地買収価格とが折り合わず、現在も買収に至っておりません。しかし、市道15号線は議員ご指摘のとおり小山市の東西を結ぶ重要な路線であり、朝夕の通勤通学者、小山運動公園を利用する人々などで交通量は多く、今後もさらにこの道路の利用度は増していくものと考えておりまして、引き続き地権者の皆様方と交渉を続け、整備に向け合意形成を図ってまいりたいと考えております。