20056月議会 山野井たかし一般質問

 

【再質問】

迷惑施設の分散化

 外城・塩沢地区の環境整備についてですけれども、外城地区に集まった迷惑施設につきましては、どれ一つをとっても歓迎されるものというものはないわけです。ということは、それらの施設が一つの地区に押しつけられるということはあってはならないことではないかと思っています。しかも、新しい迷惑施設はつくらないという地元の約束を常に反故にしながら施設をつくり続けたということは行政の責任にほかならないと私は考えております。できてしまった施設を今さら壊して出ていけとは地元の方も言っていないわけですけれども、本音の部分では集まってしまった施設を市内に分散してほしいというのは今でも思っていることでございます。将来的にこれらの施設をどうしていくのかという基本計画等がありましたらお聞かせいただきたいと思います。

◎小久保吉雄市民生活部長

 中央清掃センターの150トン焼却炉は稼働後19年を経過しており、処理量も事業系ごみの増加により能力いっぱいの状況にあり、また北部清掃センターについても築後15年を迎え、両施設とも更新を検討すべき時期に来ております。さらに、容器リサイクル法により、分別するビニプラ容器の選別施設や焼却灰や不燃物等の最終処分場など、現在は民間に委託している処理についても自治体内処理が原則であり、その処理の安定性、安全性や経済性の立場から施設建設について検討する必要がありますので、本年度からおおむね2カ年で小山広域保健衛生組合とそれを構成する市町でごみ処理施設の建設に関する基本構想を策定すべく準備を進めており、この中で今後の施設の建設場所についても検討したいと考えております。

 

都市と農村交流センター南側に山積みになっている産廃

都市と農村交流センター南側に予定している市民農園、体験農園の予定地に産廃が山積みになっているということで、本当にみっともない、格好悪い状況です。私も何度も見に行きましたけれども、小山市の情報発信基地である道の駅のところにあるということは、ごみのまち小山を情報発信してしまうということが言えると思います。来春にオープンということで予定になっているわけですから、あのままの状態というわけにはいかないと思いますので、どういうふうにお考えなのか、再度確認したいと思います。

◎小久保吉雄市民生活部長

下国府塚地内の国道50号線南側の農地に木くず等を持ち込み、山積みしたもので、その量は約700立米ぐらいありますけれども、現在まで搬入者及び土地所有者に対して県南健康福祉センターを通して何回も撤去指導がされておりますが、資力が不足という理由で撤去に至っておりません。市としてもこの産業廃棄物の一日も早い撤去を県を通して今後とも粘り強く当事者に働きかけていきます。

 (山野井 孝)

交流センターのところですけれども、県に対して働きかけていくということですけれども、多分それだとなかなか難しいのかなというふうに思います。来春オープンの道の駅・都市と農村交流センターからそういったものが……隠すという話もきのうありましたけれども、見えてしまうことに変わりはないと思いますので、早急な対応をお願いしたいというふうに思います。

 

ごみの不法投棄

ごみの不法投棄について、宇都宮市が割れ窓議論を応用するということの新聞記事がありまして、これはどういうことかといいますと、捨てられたらすぐに処理するということで、割れた窓があると罪悪感がなくてどんどん割っていってしまうという意味ですけれども、ごみがあるとごみを呼んでしまうということが言えると思うのです。宇都宮市としては市民から通報があったらすぐに職員が駆けつけて中身を確認して投棄者を割り出す、あるいは特定できなければ市が処理するということで、昨年1年間で通報の70から80%を市が処理したとなっています。この辺が宇都宮と小山のごみに対する考え方の違いが出ているのかなと思ってしまうんですけれども、小山としては土地所有者がやるというのが基本的な考え方ということ。以前中央清掃センターにごみが不法に持ち込まれたときにも、その前に宇都宮の処理場ではそれを許さなかった、しかし小山ではそれが持ち込まれてしまったという、その辺にもそういったものがあらわれているのかなと私自身が感じるところがあります。

この宇都宮市の取り組みですけれども、実際にはイタチごっこになっている部分もあると。捨てて片づけてまた捨ててということになっているようですけれども、行政が一生懸命ごみをなくそうという姿勢を市民に示しているという点では非常に有効なのかなと感じますので、小山市も市民に対して行政の断固たる姿勢を見せるということによって市民の意識を高めてほしいと思います。それについて市のお考えをお聞かせください。

◎小久保吉雄市民生活部長

小山市の場合も不法投棄の現場を発見した場合には、その状況によりますけれども、直接指導したり、危険性がある場合は実際にナンバーを確認して通報するとか、それから不法投棄物の内容を確認し、判明した場合は文書で直接指導する、それから悪質な場合は警察と協議しながら指導していく、そういうことで宇都宮と変わりはないと思います。

(山野井 孝)

部長の力強いお言葉をいただきましたので、これから小山市のごみがどんどん減っていくことを期待したいと思います。

 

子育て支援センター

子育て支援センターを祇園城通りの空き店舗に計画ということで市民にもお知らせしていたと思うのですけれども、多分店舗が6月オープンということですので決まったと思いますので、オープンはいつごろになるのかということについてお聞きしたいと思います。

あわせて祇園城通りに開設するということは中心市街地の活性化の一端としてやるのか、それとも全然違う考え方でやるのか、お聞きしたいと思います。

◎市村友美保健福祉部長

一つは、中心市街地に置くということは活性化という意味、また活性化という意味は空き店舗をつくらないために、できればそこでやりたいということも一つあると思います。しかしながら、子育てをする人たちが相談に来る、今回の事業は子育て支援相談事業と支援家庭訪問事業の二つがあるのですが、皆さんが気軽に来られてわかりやすいというところということで祇園城通りということで、しかも市役所に近いし駅にも近い。それと、何人かで来た場合に、子供と一緒に来た場合に車をとめやすいということで、中央町2丁目の吉澤ビルの1階の貸し店舗に6月16日に開所する予定で現在進めております。

そういうことで駐車スペースも少ないのですが、2台だけ店舗の後ろに予定しております。そのほかは市役所の駐車場と、それと保健福祉センターの駐車場を利用していただくということで、できるだけPRして皆さんに活用していただきたいということで、展開を見ながら、またさまざまな要素も含めていきたいと思っております。

(山野井 孝)

 ある情報では、もともとは祇園城通りではなくてほかに計画していたのが変わってそちらになったという話も聞こえたものですから、どういったことなのかなということで質問させていただきました。場所も決まってオープンも決まったということですので、多くの方に利用していただけるように、若いお母さんたちを支援していただくようによろしくお願いしたいというふうに思います。

 

旧市営住宅の跡地の公園整備(要望)

旧市街地にある市有地についてですけれども、先ほどの話の中に神鳥谷に旧市営住宅の跡地があるということで、公園等も含めて考えていくというお話がありました。私も何度か見ましたが、非常に広い土地です。公園といっても乗り物等を整備するとかということではなくて、空き地、子供が走り回れる、あるいはボール投げができるとか、そういう広い場所というのがなかなかないものですから、そういった整備の仕方でも結構なので、そういった使い方をしていただけると子供たちが遊べる場所ができる、あるいはベンチぐらいつくっていただければ近所のお年寄りが来て子供たちを見てくれるというようなことにもつながると思いますので、そういったことを含めてぜひとも前向きに検討していただきたいと要望としてお願いしておきます。

 

 緊急通報システムの導入

個人情報保護法の関係で、私も2人子供がいますが、片方は全員の名前の入った連絡網が来て、片方は一部しか入っていないというものが来たものですから、いろいろ学校側で苦慮しているかなと思いました。しかし、基本的には全員の電話番号が載っていることで、遊びに行ったときとか連絡がとれるというお話がありましたけれども、そのほかに緊急の連絡、本当に学校の近くに不審者が出たとか、そういった情報を伝えるときに本当にこの連絡網でいいのかなという気も実はしていまして、緊急ということですので、まず早く伝える、そして正確な情報を伝えるという意味で、そういったシステムといいますか、サーバーとメールを使ったそういったシステムがあると聞いています。

 芳賀町で子育て支援情報とか不法投棄情報などを希望する町民に携帯電話のメールに配信するシステムというのが新聞に載っていたり、あるいは岩舟町でも同じように希望する方にそういった情報を流すというのが載っていましたけれども、そういったものの一環として学校あるいは教育委員会からそういった緊急情報を流す、あるいはそういった活用の仕方があると思いますので、そういったシステムを小山市として、特に子供の安全というものを考えると、まずそういった教育関係からなのかなと思いますので、導入する考えがあるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。

◎清水悟教育長

 現在不審者等が出たときには、これはある学区に出ると、一応小山の場合には市内38校全部に、メールではなくて、今のところ本当に時間がかかっているのですが、約1時間かけて連絡しているというのが実情であります。議員ご指摘にありますシステムというのは学校から保護者に電子メールで同報通信するということですから、これは1時間なんてとてもかからないでもっともっと早くできるという、短時間で正確な情報伝達ができるというシステムで開発されて新しいものというふうに伺っておりますが、小山では昨年1月に小山市の生活安全に関する条例を制定しまして、10月に条例に基づいて自治会、PTA、あるいは学校、警察、老人クラブなどの団体の協力を得ながら推進協議会を設置したところです。この協議会の活動を通して防犯のネットワーク化を図って情報の提供及び共有化を図っているという大きなものがまずございます。そして、先ほど言いましたように、学校にとっては小山市の学校生活連絡協議会というものを設置しまして、警察からの不審情報を得て迅速に各学校及び保護者への情報の提供が図られているというふうなことで、例えば大きなもので言いますと、昨年度発砲事件等があったときには警察等の連携のもとに素早く登下校の通学路の経路を変更するというふうなことを土曜、日曜をかけて対応したというふうなことでとっているわけですけれども、議員から話のあります電子メールによるシステムの導入ということについては、先ほどと同じですが、今後検討していきたいと思いますので、課題とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 (山野井 孝)

今1時間ぐらいかけて情報を伝えているというお話がありましたけれども、例えば絹地区でそういった不審者が出た、1時間かかると南端の生井の方まで行けてしまうのです。そうすると市内で移動して不審者がそういった活動をされると情報を伝えてもらっても手おくれになってしまう可能性もありますので、そういった意味でまずは迅速に、そして正確にということが一番必要かなと思っていますので、ぜひとも前向きな検討、ほかの自治体にも導入されているところもありますから、そういったところにもいろいろ話を聞きながらやっていただきたいと思います。

 

 【関連質問】

(青木美智子議員)

中心市街地活性化の一環として子育ての相談事業を通りに持っていくというお話でしたけれども、業務内容から見ますと、城北児童センターに昨年ファミリーサポができました。ああいうところに設置する方が利用者としては利用しやすい。お子さんを持った親が子供の荷物を持ったバッグ、子供を連れて相談に行くという、利用しやすいことを本当に考えているのかどうか。中心市街地活性化というのは本当にまちの中に人を住ませることが私は先だと思うのですが、その辺のところをどう考えているのか。中心市街地活性化にあいているところに入れるという対策では、私は市民のためにはならないのだと思うのです。その辺のところをお聞かせください。

◎市村友美保健福祉部長

子育て支援センターそのものは単に相談事業だけでなく、家庭訪問事業等を行っております。確かにファミリーサポートセンター、また各保育所等に置いてあります子育て支援の関係の事業もございます。それらは有効に連携して動かしながら、このセンターもわかりやすいところにまず置いて来ていただく。そのために駐車場も2台分確保しております。できるだけ来訪者の方にその駐車場を利用していただきまして、また歩いてこられる方については市役所なり保健福祉センターの駐車場を利用してということで、これからの展開を見ながら有効に活動、また展開をさらに発展させていただきたいと思います。

(青木美智子議員)

駐車場2台とおっしゃいますし、近くにあるとはいいましても、子供を連れて荷物を持って出かけるということは本当に容易ではないのです。城北児童センター、ファミリーサポートをつくったところには中にはそういうのもありますし、職員も2人配置しています。お互いに相互協力していろんな面で相談事業なり支援活動をできるわけなのです。ですから、あいているから、駅前だからわかりやすいからというようなことで安易に簡単にそのところに持っていかないように私はしていただきたいのです。やはり子育て支援として業務内容をきちんと充実したもの、拠点づくりというものを頭に置いてそういうことは適切に設置していただきたい。これから今後そのようにお願いいたします。