2003年6月議会 山野井たかし一般質問
【再質問】
虐待問題
虐待の問題について、小山市に通知があったということで県南児童相談所から7月8日の一時保護、そして9日の保護解除という連絡があったというのが唯一小山市に入ってきた情報ということなのですけれども、子供たちが一時保護されたということで、保護されたときの経緯、あるいは9日に保護が解除になったということで、そのときどうして保護が解除になったのかというようなことを具体的に問い合わせをした事実があるのかどうか。
それと、これは難しいかもしれませんが、県南児童相談所の今回の対応について率直にどのようにお考えになっているか。
小山市が虐待の事実を把握していなかったということがありますので、もし小山市が把握をしていたらどのような対応ができたのか、この3点についてお伺いしたいと思います。
◎神田昇一保健福祉部長
まず、1点目の8日に一時保護があり9日に解除があった、それの通知が来たのが2カ月おくれの8月末だという答弁をさっきしましたが、ただ保護があり解除があったというだけでございます。それについてのうちの方からの内容確認はしていないと思います。
それから、児相の対応はどうだったかということ、ちょっとはっきり申し上げられませんけれども、例えばあの時点で
ちょっと内容が伝わっていなかったようなので……。三つ目の質問が、小山市が虐待の事実を把握していたらどのような対応がとれたのかということなので、今のお答えが多分そういうことなのかなというふうに思います。
あえてもう一回質問しますけれども、一時保護となったという連絡があった、2カ月後ということなのですけれども、そういったときに一時保護となるぐらいですから何か理由が当然あるわけですよね。今回でしたらコンビニの店長があざを見つけたということが一つの要因になっているわけですけれども、一時保護、ただ子供がうろうろしていたから一時保護ということでもないと思うのです。そういう理由があると思うので、今回はそういったことで問い合わせをしなかったということなのですけれども、今後注意してやっていただけると思いますけれども、そういったことについても一歩踏み込んで対応していただきたい、これは要望ということにします。
電子入札
電子入札について、市単独でやるのはなかなか難しいというお話がありまして、当然宇都宮市や足利市とそういったいろんな協議をしているというお話がありましたけれども、当然いずれは導入しなくてはいけないものと私は認識しています。先ほども質問の中で言いましたように、小山市としてIT都市を目指すのであれば、他市に先駆けていち早くというのが私は理想だと思っています。ただ、費用的に非常に難しいということであれば共同運用という話もありましたけれども、そういったものを小山市が中心となって近隣の自治体を含めて進めるという意気込みをぜひ答弁としていただきたいなと思うのですけれども、そちらの方はいかがでしょうか。
現在稼働しております電子入札のシステムにつきまして、システムといたしましては国土交通省のコアシステムと、それからNTTコミュニケーションズ株式会社の横須賀システム、それから株式会社ブレンズネットの江戸川システム、そのほか東京都とか埼玉県に見られる共同利用目的に開発された独自のシステム、大きくは四つぐらいに分かれた形で今進められているところです。いずれも一長一短はあるようでして、それらの資料も一応は取りそろえてはあるのですが、そういう中で今後まだどういうふうにこれが発展していくのか、変わっていくのかというような部分がまだ開発中ということでよく固まっていないというような状況にあります。そういう中で導入コストをできるだけ安く、そして性能のいいものをということでCALS/ECという研究会の中で、小山市もその中核メンバーになっているのですが、そういう中で進めてまいりました。それにしましてももう県も宇都宮市も導入に踏み切ったわけですので、小山市もできるだけ早い機会に導入できればということで、今後さらに検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
いろいろPRをやっているというお話がありましたが、私もよく聞く話なのですけれども、ごみ処理なんかで問題を起こしている人というのが、例えば市外から入ってきてアパート住まいで自治会に加入していない人なんかがよくそういう問題を起こすのだということを市民の方からも聞くんですが、そうなるとなかなか市のPRも広報なんかだと行き届かない。広報なんかは自治会に入っていないと配付されなかったりとかというのがあると思うので、そういった意味でのPRというのはなかなか難しいのかなと思うんですが、そういった外部から入ってきて小山市の条例ですとかそういった仕組みについて知らないで、ごみをぱっと出してしまうとか、そういういろんな問題を出している状況を見ると、そういった人たちにどうやってPRをするのかなというのが非常に課題なのかなと思うんですけれども、どのようにこれから進めていこうと思っているのか、お聞きしたいと思います。
それと、先ほど犬のフンの持ち帰りの看板を200枚作製ということだったと思うんですが、実際に具体的にどれぐらいそれが配付されているのか。数字は多分出ていなかったと思うのですけれども、それについてお伺いをしたい。
それともう一点、美化条例の問題なんですが、以前多分議会の方で大型ごみの不法投棄、平地林ですとか河原ですとか、そういったところに捨てられるということの要因に清掃センターの方で受け入れを平日しかやっていないということで、サラリーマンなんかは平日休んでというわけにいかないものですから、それで休日そういったところに捨ててしまうのではないかということで、土曜日に清掃センターで大型ごみの受け入れを進めるという話が出ていたかと思うのですけれども、それが現在どういう状況になっているのかお答えをいただきたいと思います。
◎桜井正郁市民生活部長
まず第1点目の市外から転入して自治会なんかに加盟していない方に対する対策ということなのですが、これは広報なんかにつきましては直接配布はできないわけなのですが、近くの公民館とか、そういうところにも置いてありますので、転入の手続の際に市民課の方でそのようなことで指導はしてもらっております。
それから、そのような分別をよくしないで収集所に出してしまうというようなことが見受けられる場合には、減量推進員の方の皆さんにご協力をいただいて啓発をしていただくことになっております。もちろん自治会の方にも一緒にやっていただいているわけなのですが。
それから、第2点目の犬のフンの処理の看板配付なのですが、現在までに107枚実際にお持ちいただいて掲示をしていただいております。
それから、第3点目の粗大ごみの土曜受け入れについてでございますが、これにつきましては、中央清掃センターの業務でありますので、広域保健衛生組合に先日照会したところなのですが、次のような回答がありました。市民生活部の方でご答弁申し上げます。
平成17年1月10日から一般家庭ごみの一部祝日収集が始まります。これにあわせ、土曜日の粗大ごみの受け入れの実施についても検討してまいりました。その結果、中央清掃センターでは粗大ごみの受け入れに関しましては、1市3町からの搬入となり、現在の平日受け入れが粗大ごみだけではなくてすべてのごみを受け入れていることから、新たに土曜日を開場することになった場合、粗大、可燃等の区別搬入は困難であり、全施設運転の委託費や職員配置等につきまして構成3町との協議が必要となります。そのため、早急に関係者間の調整を進め、月1回の土曜開場を目指したいと考えておりますと、このような回答を先日いただきました。市といたしましても、市民の皆さんの利便向上のために、組合とも連携を密にしまして対処してまいる所存でございます。
減量推進員さんとかが大変苦労していろいろ取り組まれているという話も聞いていますので、さらなるPRをお願いしたいと思っております。
粗大ごみについても、できるだけ早急に、月1回でも大分違うと思うので、そういったもので対応できるようにお願いしたいと思います。
空き地の適正管理ということで、旧市街地に最近がふえてまいりまして、当然草が生えてくるわけですけれども、こちらの管理については小山市が多分委託を受けてやっているのかなと思うのですけれども、こちらについてどうなっているのかお願いいたします。
◎田村正喜総務部長
多分物納による国有地かなと思うのですが、そちらにつきましては財務省の方で管理していまして、当小山市の方では管理しておりませんので。ただ、それらのものに草が生えたりなんかしたりということで非常に市民に迷惑をかける場合もありますので、その場合は大至急、すぐさま、関東財務局なのですが、そちらに連絡を図りまして清掃管理をしていただいている状況でありますので、ご理解いただきたいと思います。
(山野井 孝)
国有地の話をしましたので、最後にお願いなのですが、旧市街地には土地がないために公園ができないということで執行部の方からいろいろ言われています。旧市街地、若い人が住まなくなっている現状の一つにはそういった公園がないということもあると思いますので、そういった草ぼうぼうになっているような空き地でしたらできるだけ市が買い取るなりして公園みたいな形ですれば有効に活用できると思いますので、これは要望として最後にお願いいたします。
【関連質問】
(星野日出男議員)
山野井さん、議員になってまだ2年にならないのですが、いいものはいい、悪いものは悪いで非常にいい質問だったなと私は思っています。ちょっとメモしたのですが、入りやすい市長室、気さくに対話できる環境をつくってくださいなんて、これは我々だってそう思っています。私も4年、5年になるのですが、まだ一度も入ったことがありませんので、非常に新鮮な目で新鮮な意見を言うなと思って関心いたします。
それから、IT都市の問題なのですが、これは私も市長も同じだと思うのですが、市長は昔からIT関連の産業の生産高が6,000億ほどあるのでIT都市と言うということで、私もそういう感覚だったのですが、山野井議員はさすがに新しい感覚で、IT都市というのは要するに彼が今言ったようなIT都市を目指すべきだと。これまた私は勉強させていただきました。
それから、これは厳しいのですが、彼は非常に厳しいなと思ったのは、非常に不幸な事件があったのですが、あの問題に対して市長の報告が「小山市がかかわることができなかったケースでありました」ということなのですが、それを彼は残念だということを言っているのです。常に市長は、例えば予算、たとえ100円でも200円でも、私は市民に支持されてなったのだから、どんなことでも私が一応目を通すということを常に言っているものですから、せめてこういうことがあったらば、できなかったことが残念でありますぐらいのことを言ってもらえれば、残念だったということを言ってもらえれば彼も納得できたのだと思うのですが、さすがに若いけれども、将来優秀だなと思っています。
市民派21の大先輩の峰崎議員が、私が議員になったときこんなことを言いました。難しい言葉なのですが、「山高きがゆえにとうとからず、木があるをもってとうとし」と、こう言いました。「議員も古きがゆえにとうとからず」ということを言いました。それは「常に君、是々非々で議員になったら
それから、一つだけ質問したいのですが、粗大ごみについて私は6月の議会で、小山は勤労者のまちですから、土曜日の粗大ごみの引き受けをやっていただけると非常に助かるのだということを言いました。県内12市の中で小山と日光かどこかだけなのです、土曜日に粗大ごみを受け付けてくれないのは。そのときはもう少しいい返事をもらったのですが、先ほど桜井部長の回答は「問い合わせました結果」なんて意外と気楽なことを言っているのです。今まで何もやっていなかった。それは広域の問題は広域の問題ですから、広域に占める
◎桜井正郁市民生活部長
問い合わせということはあくまで広域行政事務組合の事務ということでありますので、そのような発言をさせていただきました。私個人としては一日も早く実現したいと、そのように思っております。現在、議員からお話がありましたように日光と真岡と小山だけなのです、粗大ごみを持ち込みできないのは。その辺ただ手をこまねいていたということではなくて、組合構成市町の担当課長会議というものが年二、三回あるわけなのですが、そのときも強く要望してくれということで働きかけはしてまいりました。ただ、組合の内部ではまだ結論を出すに至っていないというような事情がございますので、関係市町、早急にまた調整会議を開いていただくよう強く要望してまいります。
(星野日出男議員)要望
最後に、広域の管理者は大久保市長なものですから、隣にいるものですからぜひよく頼んでいただきたいと思います。
(青木美智子議員)
虐待事件について関連質問させていただきますけれども、小山市は本当にかかわることができなかったのだろうか、かかわることができればこのような事件は解決できたのかどうか、私はその辺のところがどうも責任がないというようなコメントにも受け取れたわけなのですが、実はコンビニの店長ではなくて、この暴力を振るわれていたという事実はほかの方も実際に何人かいらっしゃるわけなのです。そのようなこと、児童虐待というものが本当に理解されていなかったということがよくわかるわけなのですが、このことについて、部長、どのように考えていらっしゃるかお聞きしたい。
◎神田昇一保健福祉部長
今コンビニの店長以外からの報告があったかどうかということなのですが、いたということについての報告は私の方にありませんでした。残念でございます。
(青木美智子議員)
何かわかっていただけないかと思ったのですが、市の方に連絡ということではなくて、コンビニの店長だけではなくて近所の方も幼児虐待がされているという事実を知っていた。ということはつまり通告もしなかった。今までは、通告は義務ではありますけれども、虐待と思われる場合には、今度改正法ではそういうふうになりました。だけれども、やはりそれはしつけのことではないかということで関与しづらいという部分が市民の中には当然あると思うのです。ですから、その辺のところの広報、周知徹底、やはり地域の人的資源といいますか、民生委員さんも含めて近所の方も含めてそういうことが必要であればそういうことが徹底されていければということで質問したわけです。
◎神田昇一保健福祉部長
小山市では、今回の事件を受けまして、10月6日に民生委員児童委員の全体研修を開催いたしました。これは臨時でありますけれども。そこで虐待の早期発見と対応について、民生委員児童委員の役割を再認識しまして、今後街頭啓発等を実施して多くの市民に周知徹底を図っていきたいと思っております。
(青木美智子議員)要望
やはり子供の立場に立って命ということを最優先に、その辺のところを広報、周知徹底を強く連携を図ってお願いしていきたい。