学校給食調理場の合成洗剤の使用をやめ、石けんへの切りかえ
現在、市内の小中学校の給食調理場でヤシノミ洗剤を使用しております。成分としてはアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムや脂肪酸アルカノールアミドといういわゆる合成界面活性剤であり、石けんの成分と比較した場合、安全性から見ると手荒れ、アレルギー、発がん性、肝臓障害などの危険性があります。また、環境への影響としても、成分が分解されないまま河川へ流出し、それが水道水にまで影響することが懸念されております。そこで、学校給食調理場の洗剤を分解性の高い石けんにかえることはできませんか、お伺いいたします。
◎山谷新一教育次長
学校給食の洗剤の使用に当たりましては、安全性が高く、洗浄効果にすぐれ、作業性に富み、洗浄に必要のない香料、色素を含まず、手荒れの少ないものが求められております。現在小山市の学校給食調理場では、植物性油脂である天然ヤシ油からつくられました合成洗剤を使用しております。また、県内で石けんを使用している市町は少なく、ほとんどの市町は本市と同様に無リンの合成洗剤を使用しております。
学校給食は、児童生徒に栄養のある食事を安全に提供していくことが大切です。現在文部科学省の学校給食衛生管理基準の指導に基づき、衛生に十分な配慮をして実施しているところでございます。油分の汚れがよく落ち、食中毒防止が十分に図れるような洗剤を選んでいきたいというふうに考えているところでございます。
今回ご質問の石けんへの切りかえにつきましては、導入している市町も少ないため、十分なデータが得られていないのが現状でございますので、今後石けんの溶解性、洗浄力、作業性や洗浄後の石けんカスの付着、残留の問題等、調査や研修等を実施し、各方面から検討していきたいと考えているところでございます。
米価の値上がりへの対応
去る2月15日の新聞に、米価の値上がりによる県内12市の学校給食への対応が掲載されておりました。各種の対策が載っている中で、
◎大久保寿夫市長
昨年の冷夏の影響によりまして米が減収となり、米価が値上げとなりました。議員ご指摘の米飯給食の米価の値上がりへの対応につきましては、平成16年度予算の学校給食費といたしまして、値上げ分1,300万円の増額を計上したところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
平成16年1月にアンケートを実施しましたが、多くの児童生徒が給食が好き、米が好き、米パンが好き、小山でとれた野菜はおいしいと答えております。この結果によりましても、児童生徒が地元の生産物に対しまして関心を示し、食材に対する安心感と食材の持つ栄養等に関心や理解を示しており、これまさに食育の推進につながりつつあるのではないかと感じております。今後とも、成長期にある児童生徒にバランスのとれた魅力のある楽しい食事ができるよう給食の充実に努めてまいります。