学校週5日制の導入に伴う
学校週5日制が平成14年度より導入をされました。この制度の主な目的というものは、ゆとり教育と認識しておりますが、
また、この制度の導入に当たり、幾つかの問題点が発生していると認識をしておりますが、
◎清水悟教育長
ゆとり教育のねらいですが、学校週5日制のもと、各学校がゆとりの中で特色ある教育を展開し、子供たちに学習指導要領に示す基礎的、基本的な内容を確実に身につけさせることはもとより、家庭や地域社会での生活時間の比重をふやし、子供たちが主体的に使える時間を確保し、みずから学び、みずから考える力や豊かな人間性、たくましく生きるための健康や体力などの生きる力をはぐくむことにあります。
また、生涯学習課を中心に関係各行政機関が連携して休日における学校外活動の整備充実を図っています。生涯学習センターや各公民館では、子供向けにさまざまな情報提供を行っております。また、公民館、博物館、市立図書館、子ども情報科学館などにおいては、子供たちや保護者対象のさまざまな事業を展開しています。さらに小中学校を対象に市の体育施設使用料や体育館入館料を無料にしています。各小学校では土曜日の学校図書館開放や体育館、校庭の開放を行い、スポーツ活動や文化活動の拠点として活用していただいております。
さて、学校週5日制に伴う課題についてですが、まず一つ目に、子供も教師も時間的制約を受けている中で、教師と子供の触れ合う時間や悩み事相談の時間の確保、魅力ある各種行事の実施など、限られた時間を有効に使って、いかに教育課程を組み立てていくかを工夫していく必要があるということであります。二つ目の課題は、いかに子供たちの学力の向上を図るかです。これには今まで以上にわかる授業を展開していく必要があります。そのために指導方法や評価方法の工夫改善について、研究をより一層深めていくよう各学校と教育委員会が力を合わせて努力しているところです。三つ目の課題として、子供たちの休日の地域行事等への参加の状況が、議員も話しておりましたが、まだまだ満足できる状況にはない点が挙げられると思います。地域や家庭への啓発により一層力を入れ、保護者や子供たちの理解を得ることに努力していきたいと考えております。今後も教育委員会が中心となって、各課、学校、家庭、地域との連携を一層緊密にしながら、生きる力を持った子供の育成のために努力していきたいと考えております。
中学校の学区を越えて他の中学校の部活動への参加
少子化の加速によりまして、現在小中学校児童生徒が年々減少する傾向にあります。学区の見直しや学校の統廃合などについて検討されているとお聞きしております。そんな中で中学校においてですけれども、生徒、そして先生が少ない。先生に指導する技術がないなどの理由から、部活動の種類が減っている。自分のやりたい部活動がその学校にないために、仕方なしにやりたくもないけれども、仕方ないから違う部活動に参加する。また、自分のやりたい部活動がないから部活動をやらないといった生徒もいると聞いております。特にスポーツを通して人間形成の重要な中学生の時期に、自分のやりたい部活動ができないということは、本人にとって大きなマイナスだと考えております。そこで、中学校の枠を超えて部活動だけを他の中学校で参加するような、そういった制度の実現はできないでしょうか。お伺いいたします。
◎清水悟教育長
中学校における部活動は、学校において計画する教育活動の一環として位置づけられています。しかしながら、現状においては少子化による生徒数の減少で小規模校にあっては、種目によってチーム編成ができなかったり、指導者がいないため部が存続できないなどの課題を抱えており、学校として生徒のニーズに十分に応ずることが困難な状況にあります。したがいまして、議員ご指摘のとおり自分の通う中学校に自分のやりたい部がなく、自分の希望が生かせない場合も生じてくることもございます。そこで、
次に、大会参加についてですが、学校長の認めにより、受け入れ学校の団体戦のメンバーとして出場することはできませんが、教員の引率で個人戦のみ自分の所属する学校から出場することができます。なお、自分の通う中学校に部がないため、スイミングスクールであるとか、体操教室等で活動している場合でありましても、学校長が認めることによりまして、教員の引率で大会に出場することができます。さらに団体種目の場合には単独チームによる大会出場が困難な学校に配慮しまして、少人数の部にも大会出場の機会を与えるという趣旨から、規定によりまして合同チームの大会への出場も認めております。今後も生徒数の減少等によりまして、運営や指導のあり方など課題はありますが、生徒、指導者、学校間の交流を深めまして、望ましい人間関係づくりに大きな意義を持つ部活動を