中心市街地の活性化
小山駅西口に生まれ育った人間として現在の小山駅西口の市街地の状況は、とても寂しく思っております。また、多くの市民の皆様からも活性化を望む声を聞いております。小山市中心市街地活性化基本計画やTMOなどにより、さまざまな取り組みが実施されていることは理解をしております。さらにこれまでに実施してきた具体的な取り組み、今までに取り組みの中で上がってきた効果などがありましたら、お伺いします。また、今後の取り組みについてもお伺いします。
私自身としては、商店街だけの取り組みで本当に活性化ができるのかということにつきましては、非常に難しい問題ではないかと思っております。活性化するためにはやはり多くの人たちが市街地に集まってくる。そして多くの人を市街地に集めるためには、魅力的な場所であったり、施設であったり、定期的なイベントであったり、言い方を変えれば、小山と言ったらこれというような、そういった決め手となるようなものをつくらなければ、活性化は進まないように考えています。そこで、今回、
次に、駅東口商店街共同事業や西口まつりなどといった駅の東西でそれぞれのイベントが開催されて、活性化への努力をされていると認識しておりますが、本当の意味で活性化を進めるためには、東西の交流というものは欠かせないと考えております。宇都宮線によりまして東西が分断されている今の小山市の状況では、東西の交流というものは非常に難しいのではないかと思っております。本会議での質問等の中にも話が出ておりますが、東西駅前交流のキーポイントとして、小山駅東西連絡通路というものは欠かせないと考えておりますが、具体的な計画、そして実施の時期などについて再度お話をいただければと思っております。
◎大久保寿夫市長
議員は先ほど、小山の活性化のためには「小山市にはこれ」というものをつくらなければならないと考えているとおっしゃいました。私もまた同感であり、「小山市にこれ」といったものをつくるべく現在、小山ブランドの創生を掲げ、歴史や思川、思川桜、ハンドベル、男女共同参画などの分野におきまして、現在その創生に向け努力している中でございます。その中で小山市では、中心市街地の空洞化が進んでいることから、中心市街地の活性化を図るため、平成13年3月に
親しむ通りの名称募集事業につきましては、
まちなか情報発信事業におきましては、まちなか情報の受発信の場として、市生涯学習センター内に設置しましたまちなか情報ホームページの情報内容の更新やパソコン端末からの情報の発信を行うとともに、まちづくりに関する商店街や各団体、個人の活動情報の紹介などによりまして、まちなか活性化に向けての合意形成と商業者の皆さんなどの意識を図るために、まちなかかわら版の発行、配布を行っておりまして、既に第4号を発刊しており、今後は空き店舗の情報等を紹介する空き店舗バンクをホームページ上に掲載することを予定しております。
エコステーション事業の拡大につきましては、まちなか情報のホームページやまちなかかわら版の活用による事業のPRを積極的に行い、加盟店も現在30店になっているところであります。また、空き店舗活用事業につきましては、御殿町商店会の空き店舗1店舗を借り上げまして、白ョ大学の学生を経営主体とした学生、地元商店会、市民の交流スペースと、学生ビジネス体験の場として活用し、商店街及び地元地域の活性化と集客力の向上を図ることを目的として9月にオープンする予定であります。具体的には、白鴎大学の経済学部長でもございます樋口教授のご指導もいただきながら、白ョ大学ジャズ研究会主体によるジャズ喫茶の運営及び物品販売、学生サークル活動の研究会、発表会の開催、大学ゼミ活動として店舗の経営戦略、人事管理、業績管理の研究や空き店舗活用方法の提言活動の実施、学生と地元商店街による商店街活性化懇談会の開催、白ョ大学教授による市民公開講座の開催、新米ママさん育児相談会の開催、学生サークルと市民の交流イベントの開催などを予定しております。事業の実施によりまして、多くの若者を商店街に集客でき、商店街に活気が生まれ、学生と地元商店街が交流する中で、現代の若者の趣向、感性、特性、ニーズを把握でき若者をターゲットとしたビジネスモデルの構築が可能となり、また空き店舗対策提言書により、空き店舗対策の新しい切り口が発見できると考えております。
なお、空き店舗活用事業を初めほかの事業の実施とあわせて、小山ブランド祭りや男女共同参画フェアなどのイベントを積極的に開催し、集客力の強化、回遊性促進や店舗、商店街、市民などのまちづくりネットワークの形成、地域のリーダーの育成、また市民主体のまちづくり機運の向上や中心部商店会の連携が深まり、中心市街地において活性化が図られると考えておりますので、議員の皆様におかれましてもイベント等には積極的にご参加いただき、ご指導をお願い申し上げますとともに、今後とも中心市街地の活性化について、議員各位のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
小山駅東口新都市整備事業
小山駅東口新都市整備事業ですけれども、ヤマダ電機、そして白鴎大学が建設を予定しております。その中で白鴎大学の進出についてお聞きをいたします。駅前という場所が学生にとって本当に環境のよい場所であるのか。また、大学が駅前の活性化にどのように貢献していくのか、私としては多少の疑問を感じております。
◎新階寛恭都市整備部長
小山駅東西連絡通路の具体的計画と実施時期については、平成14年度に設置した小山駅周辺地区まちづくり構想策定委員会において取りまとめられた小山駅周辺地区まちづくり構想において、新しい小山駅東口の駅前広場と中央自由通路等が提案されております。中央自由通路については、JR宇都宮線により分断された小山駅東西の連絡強化や相互交流による中心市街地の活性化等のため、
なお、幅員については、ワンスパン程度と考えており、あわせてバリアフリー化を行っていく考えであります。本年度はさらにJR東日本等との協議を進めまして、自由通路等の位置及び駅舎の改修範囲を決定したいと考えております。その後詳細設計を進めてまいりますが、線路上の施行となるため、準備に期間を要し、工事の時期としては土地区画整理事業を立ち上げてからになると考えられますが、より有効な国庫補助金の導入を検討し、一日も早い事業化に向け進めてまいりたいと考えております。
続きまして小山駅東口活性化における白鴎大学の役割についてお答えいたします。小山駅東口の土地利用構想を策定しつつ、その内容に沿って新たな土地利用として市等による積極的な誘致を行った結果、ヤマダ電機や白鴎大学の法科大学院を初め法学部等が進出することになり、平成15年度から16年にかけてオープンないし開設する予定となっております。白鴎大学については、法科大学院の学生3学年で約90人、現在の法学部の学生約1,350人、これに教職員を合わせ約1,700人程度になると聞いております。駅前に立地する施設といたしましては、平成14年に策定した小山駅周辺地区まちづくり構想の1次取りまとめにおきましても、大学等の文教施設等が望ましいものの一つとされております。教育施設の立地については、ロブレを核とする駅西口の商業施設との役割分担に基づいた核施設となるものであり、相互交流に基づく相乗効果により、中心市街地の活性化が図られるものと期待しております。学生自身にとっても最も利便性や時間効率のよい場所であり、メリットは大きいと思います。また、白鴎大学側においてもどう活性化にかかわれるかを検討していただいており、一つ目には、市民の皆様にも使っていただけるような多目的ホールや会議室、公開講座用の教室等の計画、二つ目には、計画している建築物の低層部に飲食店や銀行、コンビニエンスストアなど利便施設の誘致等が考えられ、駅周辺のにぎわいや回遊性を創出していただけるものと考えております。
なお、若者自身がまちに集まることにより、周辺の活性化にもつながるものと考えており、例えば早稲田大学や立教大学のように白鴎大学も周辺地域の活性化の核となるのではないかと期待しております。さらに、駅中央口を出て正面に斬新な現代建築が建ち上がるとともに、北関東唯一の法科大学院がスタートし、約1,500名の学問に志ある若人が市の中心部に集うということは、市が目指す文教都市のシンボルとして、市の発展とイメージアップにもはかり知れない貢献があると考えられます。今後とも積極的に小山駅東口新都市整備事業を推進してまいります。
循環バスの他地域への運行
さらに、駅前の衰退の原因の一つとしまして、公共の交通機関、具体的に言いますと、バス交通が昔に比べると少なくなったということが挙げられるのではないかと思います。現在、駅東・駅南・城南地区のみの試験運行という形で循環バスが運行されておりますけれども、他の地域、例えば東側の北部地区、また駅の西側地区ということで多くの運行を希望する声を伺っております。昨日の山口議員の質問の中にも出てきた内容ですけれども、既にもう検討が検討委員会の方でされていると伺っていますが、具体的な進捗について再度お伺いしたいと思います。
◎高山正勝企画財政部長